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KCRビジネスジャーナル 2005年8月2日号 http://www.kcr-inc.com/
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目次
■ トップ取材報告投資勉強会(8月6日)のご案内〜開催日迫る〜【参加無料】
■ 企業IR最前線!注目企業のIR活動をウォッチ
株式会社EMシステムズ(4820・東証2部)
ダイドードリンコ株式会社(2590・東証1部)
株式会社クインランド(2732・ヘラクレス)
株式会社ライフォート(2756・JASDAQ)
株式会社マンダム(4917・東証1部)
■ 主任研究員藤田英輔のとれたてアナリスト速報
株式会社アエリア(3758・ヘラクレス)
ダイドードリンコ株式会社(2590・東証1部)
株式会社クインランド(2732・ヘラクレス)
株式会社ライフォート(2756・JASDAQ)
株式会社マンダム(4917・東証1部)
■ 企業IR情報コーナー「IR BOX」
株式会社ワッツ(2735・JASDAQ)
■ 注目の「KCR−IPO−IRレポート」
株式会社クロップス(9428・名証セ)
ビズネット株式会社(3381・JASDAQ)
■ IRコンサルタントのつぶやき
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トップ取材報告投資勉強会(8月6日)のご案内
http://www.kcr-inc.com/ 〜開催日迫る〜 【参加無料】
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KCR総研では定期的に、全国の大都市で上場企業のトップのIRセミナーを交え
投資勉強会を開催しています。
今回、8月6日(土)に神戸で、個人投資家の皆様を対象にした企業説明会「企業
IRセミナー(松井証券・KCR総研共催、NPO法人日本ライフプラン協会協賛)」を
開催しますが、今回の当社代表による「今月のIPO企業と注目する新興企業」
と題する投資勉強会は、当社がトップ取材した企業の具体的注目ポイントを全
国公開に先駆け、神戸会場にご参加頂いた個人投資家の方にだけ一挙公開致し
ます。
無論、ゲストでお呼びしている株式会社ゼクス(8913・東証2部)代表取締役社
長
平山 啓行 氏のIRプレゼンテーションも見逃せません。質問の時間もたっ
ぷり設けていますので是非、ご参加下さい。
また、ご参加いただいた皆様には、KCR総研の最新新興企業アナリストレポー
ト(3,000円相当)をもれなく差し上げます。
しかも今回のセミナーでは、参加して当社アンケートに答えるだけで1,000円
分の図書券が当たる個人投資家モニター制度のご参加も受け付けております
(定員20名)。参加するだけで得をする今回の神戸イベントは、先着順です。
今すぐエントリーを!
記
■日 時 2005年8月6日(土)14:00〜16:30(受付13:30〜)
■内 容 「今月のIPO・新興企業総まとめ」
(トップ取材報告の具体的な注目ポイントを全国に先駆け報告!)
■講 師 株式会社KCR総研 代表取締役 金田
洋次郎
(証券アナリスト・IRコンサルタント)
■ゲスト 「ゼクスの成長戦略」
株式会社ゼクス(8913・東証2部)
代表取締役社長
平山 啓行 氏
(質疑応答の時間も30分間とたっぷりあります!)
■会 場 センタープラザ西館 6階 9号室
〒650-0021
神戸市中央区三宮町2丁目11番1-604
三宮駅(JR・地下鉄・阪急・阪神)西出口より徒歩7分
会場へのご案内
http://www.plazawest.org/guide/guide_index.asp
※定員は100名となります。
※参加料は無料です。
詳細
および お申込は、こちらをご覧ください。
http://www.kcr-inc.com/seminar/050806.htm
なお、会場の都合上、定員になり次第、募集を締め切らせていただきますので、
お早めにお申込ください。
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■ 企業IR最前線!注目企業のIR活動をウォッチ
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企業の活発なIR活動は、投資パフォーマンスに大きな影響を与えます。このコ
ーナーでは、公開企業のIR活動にスポットをあて、その内容を投資家に紹介
することによって、企業IRの活動内容を報告します。
○株式会社EMシステムズ(4820・東証2部)
現在まで同社のIR活動はアナリスト向けが中心。
IRサイト内に有価証券報告書がないなど課題が見られる。
個人向けIR活動は今後注力していく方針。
○ダイドードリンコ株式会社(2590・東証1部)
個人投資家向け活動に非常に熱心。IR=PRと捉え広くダイドーファンを獲得
するように配当と株主優待制度により長期的ホルダーが多い。
目標株主数は10,000人
○株式会社クインランド(2732・ヘラクレス)
株式新聞界主催の説明会を開催。外国人投資家に対しては社長より直接説明
を実施。一般人にはイメージしにくい事業内容だけに、IR活動に熱心。
説明会は東京が中心。
○株式会社ライフォート(2756・JASDAQ)
個人向け説明会を時折実施。
個人投資家を視野に入れているが、やり方に関しては模索中。
○株式会社マンダム(4917・東証1部)
機関投資家・アナリスト向けIR活動が中心。
短期保有の株主が増えるのを懸念しており、個人向け活動は慎重。
ユーザーを株主に取り込むかどうかが今後の議題。
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■ 主任研究員藤田英輔のとれたてアナリスト速報
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このコーナーでは、KCR総研主任研究員藤田英輔が、企業のIR責任者から仕入
れた情報をビビッドに速報します。初回となる今回は、オンラインゲーム銘柄
として話題のアエリアと関西の注目企業4社の合計5社をご紹介します。
○株式会社アエリア(3758・ヘラクレス)
http://www.aeria.jp/
2005年7月27日、同社須田取締役に取材。モバイルコンテンツとパソコン向け
オンラインゲームが主軸。システム開発にも強い。韓国発のオンラインゲーム
「スカッとゴルフ パンヤ」が、誰でも手軽に楽しめるゲームとして大ヒット。
登録会員数急増中で、今期より収益に大きく貢献。新規事業への進出に意欲的。
中国など海外市場も視野に。
2005年8月2日終値1,700,000円、時価総額35,530百万円
○ダイドードリンコ株式会社(2590・東証1部)
http://www.dydo.co.jp/
2005年7月28日、同社奥常務に取材。コーヒーが主力の飲料メーカー。「ブレ
ンドコーヒー」は誕生30周年のロングセラー。自動販売機での販売が中心で、
価格競争に巻き込まれない収益構造が特徴。ファブレス経営で企画開発に特化。
販売量を競う大手と一線を画す。今春発売のレトロな世界観を表現した「復刻
堂」が人気。
2005年8月2日終値3,900円、時価総額64,617百万円
○株式会社クインランド(2732・ヘラクレス)
http://www.quinland.co.jp/
2005年7月29日、同社池内経営戦略室室長に取材。自動車ディーラーからスタ
ートし、多角化。顧客管理システムでITに進出。実業で培ってきたマーケティ
ングノウハウが武器。ゲームソフト販売大手などを買収し業容を急拡大。売上
高1,000億計画を掲げる。新たに地域情報サイトの展開も開始。今期はM&Aのス
ピードを落とし、既存投資先の利益率向上に取り組む考え。
2005年8月2日終値325,000円、時価総額46,516百万円
○株式会社ライフォート(2756・JASDAQ)
http://www.lifort.co.jp/
2005年7月29日、同社福井専務、西村取締役に取材。昨年5月にマルゼンと神薬
堂が対等合併し誕生。兵庫・大阪を中心にドラッグストアを展開。小商圏型、
専門性のある品揃え、きめ細かなサービスで大手との差別化を図る。合併効果
で利益率が向上。5月に民事再生手続開始の申立を行った松ノ木薬品とスポン
サー契約に関する基本合意書を締結。
2005年8月2日終値588円、時価総額6,543百万円
○株式会社マンダム(4917・東証1部)
http://www.mandom.co.jp/
2005年8月1日、同社越川広報IR室室長、牧広報IR室課長に取材。男性化粧品大
手。「ギャツビー」「ルシード」など複数ブランドを展開。「ルシードエル」
など女性用も。早くから取り組んできたインドネシアなど海外事業が成長を牽
引。原油の高騰により原価率が高止まっているが、通期での増収増益予想は変
わらず。
2005年8月2日終値3,000円、時価総額72,404百万円
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■ 企業IR情報コーナー「IR BOX」
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このコーナーでは、株式公開企業のIR情報をお伝えしてまいります。
※当コーナーでは、現在、掲載企業を募集しております。ご希望の企業様はこ
のコーナーの最後に記されているお問い合わせ先までご連絡ください。
■株式会社ワッツ(2735・JASDAQ)
http://www.watts-jp.com/
平成17年7月26日発表
「株式会社三栄商事の経営権取得(子会社化)に関する基本合意のお知らせ」
詳しくはこちら
http://www.watts-jp.com/pdf/20050726.pdf
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■ 注目のKCR-IPO-IRレポート
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ロイターおよびNPO法人日本ライフプラン協会ウェブサイトで好評配信中の
「KCR-IPO-IRレポート」から、注目の1社をご紹介いたします。
ビズネット株式会社
【コード】3381
【業種】卸売業
【市場】JQ
【公開日】2005/8/17
【主幹事】日興シティグループ
【事業内容】大手・中規模事業者を販売ターゲットとする文具・オフィス関連
用品他の調達代行ビジネス
【事業の特色】
■東京都文京区本社。大手・中規模事業所を販売ターゲットとして文具・オフ
ィス生活用品他の調達を代行する。
■ビズネットシステムとは文具・オフィスサプライの流通の過程で重複する行
為を排除し、コストやエネルギー、環境に配慮したシステムである。
【経営課題】
■ユーザーにはディーラーを通して商品が運ばれるため、顧客とのリレーショ
ンが直接的でないこと、営業戦略の徹底化が難しいこと。
■少額課金制度により一度離れたユーザーをどう取り戻すか。
【アナリストメモ】
■17社から構成されるプラスグループの一員でソリューション部門を担当して
いる。
■「宇宙船地球号〜」のキャッチフレーズで環境問題に力を入れており、ISO
140001、ISMSを取得している。
【マーケット動向】
■競合の少ないニッチ業界であり、アスクルブランドとのコラボレーションも
あり業界では優位な位置にいる。
■競合・類似会社としてはアスクル、コクヨ、大塚商会などがあげられる。
KCRレーティング
【収益性】★★★
【効率性】★★★★
【安全性】★
【成長性】★★
【生産性】★★★★★
【IR】★
【定性評価】★★★
【総合評価】★★★
※当社独自の基準で5段階評価しております。
配信中の「KCR-IPO-IRレポート」では、上記内容のほかに詳細な財務分析によ
り格付けして記載しております。IPO投資をご検討される際には是非ご活用く
ださい。
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■ KCRレポートアップロード情報!
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KCR-IPO-IRレポート【有料】
2005/8/2
■株式会社クロップス(9428・名証セ)
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/9428.pdf
■ビズネット株式会社(3381・JASDAQ)
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/3381.pdf
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現在配信中のKCR-IPO-IR-REPORTは、最新銘柄210レポート配信中!
新興3市場レポート(JASDAQ、マザーズ、ヘラクレスなど)
2004年4月1日〜12月31日レポート数 115
2004年1月1日〜7月25日現在レポート数 75
グリーンシート企業レポート
2004年4月1日〜
2005年6月20日現在レポート数 22
「KCR-IPO-IRレポート」はこちらでご覧いただけます。
ロイターマルテックスインベスター→1銘柄読みたい場合におすすめ
(定価1,050円税込)
http://www.investor.reuters.co.jp/research/contributor.asp?ctb=25385
NPO法人日本ライフプラン協会→正会員は読み放題
(入会金15,000円年会費15,000円)
http://www.jlpi.jp/
★同協会にはそのほかにも日本最大の福利厚生会社「ベネフイットワン」の会
員に同時になれるなど豊富な特典が満載!是非1度ご訪問下さい。
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■ IRコンサルタントのつぶやき
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今回が初めての寄稿となりますので、気合を入れて執筆したいと思います。
私どもの各企業の取材の準備は、全上場銘柄のリストを手に取材のアポイント
を入れるところから始まります。快くお受けいただける企業やお忙しい中ご調
整いただける企業も多いのですが、中には特に理由なく取材を拒否されるケー
スも時折見られます。
「芸能人の突撃取材に対する是非」は賛否両論分かれるところです。私見では
常識の範囲の時間や状況であれば、芸能人は取材に応じるのが義務だと考えま
す。なぜならば私人間でも芸能人は公的な位置付けにおり多少下世話な話でも
、テレビの視聴率や雑誌の販売部数に大きく影響するからです。
それに比べると企業は法人であり、IR担当者や上場・非上場を問わず株式会社
とは株主の所有物であり、その中でも上場企業は、外部より資本調達をするこ
とにより当然ながら一般の株主に向けた情報公開が必要となります。
上場前と上場後では公共性という意味でも、企業の責任は大きく変わってきま
す。しかしながら、個人投資家向けのIR活動の取組みは各企業により温度差が
あるのが現状です。一つのメルクマールとして、企業ホームページのIRコーナ
ーの充実度に違いがあることは、ネットサーフィンを通して企業を分析してい
れば読者の皆様にも容易に見えてくることだと思います。
理由なく取材を拒否する企業は、投資家に対するアカウンタビリティーから逃
れようとしているように捉えざるを得ません。(ガルシア)
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KCRビジネスジャーナルは、原則毎週1回の発行を予定しております。
本メールマガジンは、株式会社KCR総研と交流させていただいている下記の方
々および当社ウェブサイトにてメールマガジンの配信登録をされた皆様、当社
主催のセミナーにお申込みいただいた皆様にお送りしております。
■■主たる読者層■■
■株式公開(IPO)企業のトップ、経営幹部
■ベンチャー企業のトップ、経営幹部
■ベンチャーキャピタリスト
■銀行・証券会社・監査法人等IPO関係者
■弁護士・会計士・診断士等専門家
■大学・官公庁等新規事業関係者
■マスコミ等PR関係者
■個人投資家・エンジェル
■内外証券アナリスト
■特定非営利活動法人日本ライフプラン協会正会員・専門委員
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KCRビジネスジャーナルの各レポートは、投資の参考となる情報提供を目的と
したもので、投資勧誘を意図するものではありません。このレポートに用いら
れた数値及び意見等は、信頼に足ると考える情報源から得たデータ等に基づい
ておりますが、KCR総研がその正確性を保証するものではありません。当社は
、当資料の一部または全部を利用することにより生じたいかなる損失・損害に
ついても責任を負いません。投資の決定はご自身の判断と責任でなされますよ
うお願い申し上げます。記載された意見や予測等は作成時点のものであり、正
確性、完全性を保証するものではなく、今後予告なく変更されることがありま
す。内容に関する一切の権利はKCR総研にあります。事前の了承なく複製また
は転送等を行わないようお願いします。
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編集・発行
株式会社KCR総研 主任研究員 藤田 英輔
URL
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