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KCRビジネスジャーナル 2005年4月8日号 http://www.kcr-inc.com/
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目次
■ KCRレポートアップロード情報!
サンフロンティア不動産株式会社(8934・JASDAQ)ほか
■ 松井証券マーケットプレゼンス毎週水曜日好評連載中!
証券アナリスト金田洋次郎の業界セクター分析講座
〜介護セクター編〜
(第7回/全12回)
■ 注目のKCR-IPO-IRレポート
アビックス株式会社(7839・JASDAQ)
■ 企業IRフェア(松井証券・KCR総研共催)開催
IN 神戸【無料】
21LADY株式会社(3346・セントレックス)
日本ロングライフ株式会社(4355・ヘラクレス)
株式会社ワッツ(2735・JASDAQ)
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■ KCRレポートアップロード情報!
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今月、以下のレポートをアップロードいたしました。
経営トップ戦略レポート
●サンフロンティア不動産株式会社(8934・JASDAQ)
「不動産再生事業を核に総合不動産事業を指向」
http://www.kcr-inc.com/report/8934.html
KCR-IPO-IRレポート
4/4
■アビックス
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/7836.pdf
■日本通信
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/9424.pdf
■フジタコーポレーション
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/3370.pdf
3/29
■アスカネット
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/2438.pdf
■インテリックス
http://www.jlpi.jp/htaccess/ipo/pdf/8940.pdf
「KCR-IPO-IRレポート」はこちらで好評配信中です。
マルテックスインベスター http://www.investor.reuters.co.jp/
NPO法人日本ライフプラン協会 http://www.jlpi.jp/
■
証券アナリスト金田洋次郎の業界セクター分析講座
■ 〜介護セクター編〜 (第7回/全12回)
■ 提供:KCR総研 http://www.kcr-inc.com/
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ネット証券大手松井証券のメールマガジン「松井証券マーケットプレゼンス」
に毎週水曜日好評連載中の当社代表執筆コラムをお届けいたします。
第7回
介護保険制度
介護セクター分析を進める上で、介護保険の知識は必須である。ここでは、
そもそも介護保険制度がどのようなものであるかを確認しておこう。最低限
知っておくべき基本的な仕組みを理解した上で、その制度上の問題点にも触
れてみたい。
高齢者介護の充実の必要性については、高齢化社会の到来が確実なことから、
以前より議論されてきた。具体的な動きとしては、平成元年の「高齢者保険福
祉推進10ヶ年戦略(ゴールドプラン)」、平成6年の「新ゴールドプラン」、
それに続く「ゴールドプラン21」という一連の計画の中で、介護サービスの具
体的な目標を掲げ、諸施策を実施してきた。その流れの中で、平成12年4月、
介護保険がスタートした。
わが国の介護保険制度は、その財源を利用者の保険料と国および地方自治体に
よる公費でまかなっており、それぞれが半分づつ負担する仕組みになっている。
サービス面においては、それまでと異なり、利用者自らの意思で受けるサービ
スの種類を選択することができるようになるなど利便性が飛躍的に向上した。
また、それまで特別養護老人ホームをはじめとする施設での介護が中心であっ
たのに対して、訪問介護やグループホーム、有料老人ホームなどの在宅介護を
重視するものへと方向転換した。国は在宅介護充実のため民間の力を導入する
こととし、ここに在宅介護分野への民間事業者への参入が認められることとな
ったのである。
このような制度のもと、平成12年から現在まで、介護保険は順調にその規模を
拡大させている。民間企業の参入も相次ぎ、介護市場は驚異的な伸長を見せて
いる。当然、介護市場に参入する民間事業者は大きな恩恵を受けることになる。
利用者が急増し、保険給付は国の予想を越えるスピードで膨張し続けているの
である。一方で、その財源の確保はままならない。先に述べたように、介護保
険制度は保険料と税金でまかなわれており、財源不足を解消するためには、保
険料を値上げするかもしくは税金の投入を増やすしかない。しかしながら、現
在の社会状況、財政状況下では、とてもそれだけの負担に対応できるだけの余
裕は被保険者にも国にもないというが実状である。
※現在、松井証券マーケットプレゼンスでは、アウトソーシングセクター編を
連載中です。
投資情報満載のメールマガジン「松井証券マーケットプレゼンス」のご登録は、
同社ウェブサイトで。 http://www.matsui.co.jp/mailmag/
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■ 注目のKCR-IPO-IRレポート
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ロイターおよびNPO法人日本ライフプラン協会ウェブサイトで好評配信中の
「KCR-IPO-IRレポート」から、注目の1社をご紹介いたします。
アビックス株式会社
【コード】7836
【業種】その他製品
【市場】JQ
【公開日】2005/4/21
【主幹事】野村證券
【事業内容】電子応用機器の製造・販売
【事業の特色】
■独自技術による目の残像効果を応用したLED(発光ダイオード)表示機を開発
・販売するファブレスメーカーとして事業展開をしている。
■LED表示機をエンドユーザーに販売する「情報機器事業」、LED表示機の構成
部材を開発し、システムメーカー等に販売し事業展開をしている。
■コンポーネント事業においてモジュール(構成部材)の開発及びシステムメー
カーへの販売を展開している。
【経営課題】
■今後は、さらにメガネショップ、量販店、携帯電話ショップ等チェーン展開
している先等々、対象業種を増やしていきシェアを拡大していく。
■製造委託先を変更するとともに、部品調達方法を自社調達へ変更することに
よりコストダウンを目指し推進していく。
■急速な業容拡大に対し、人事面においてスムーズに対応できるよう、自社の
企業風土・内容を熟知した人材紹介会社を介して人材を確保していく。
【アナリストメモ】
■同社は、平成16年3月、社団法人ニュービジネス協議会主催、第14回ニュー
ビジネス大賞最優秀賞を受賞している。
■広告業界は、一部のクライアントにおいて回復の兆しがあるものの総広告費
において3年連続減少(電通調査「2003年日本の広告費」より)している。
■平成16年3月期において松下電器産業株式会社向けの売上高が、2,781,869千
円となり、これは全体売上の70.6%を占めている。
【マーケット動向】
■発光ダイオードは、消費電力が小さく経済的、通常の電球に比べ消費量は30
分の1と言われているので、今後様々な用途に期待できる可能性もある。
■LED
は開発されてから日も浅く、特殊技術であることから、特許等の問題が
マスコミでも未だ騒がれており、価格や販売にやや問題もある。
■■発光ダイオードを使用した表示機は、様々な用途に考えられるが、しかし、
発光ダイオードに必ずしもこだわる必要がないので収益にバラツキがある。
KCRレーティング
【収益性】★★★
【効率性】★★★★
【安全性】★★
【成長性】★★★★★
【生産性】★★★★★
【IR】★
【定性評価】★★★
【総合評価】★★★
※当社独自の基準で5段階評価しております。
配信中の「KCR-IPO-IRレポート」では、上記内容のほかに詳細な財務分析も記
載しております。IPO投資をご検討される際には是非ご活用ください。
「KCR-IPO-IRレポート」はこちらでご覧いただけます。
マルテックスインベスター http://www.investor.reuters.co.jp/
NPO法人日本ライフプラン協会 http://www.jlpi.jp/
■
企業IRフェア(松井証券・KCR総研共催)開催 IN 神戸【無料】
■ 〜複数企業のIRをライブで一度に〜
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本年度より松井証券・KCR総研共催で複数企業のIRセミナーを一度にお聞きい
ただける「企業IRフェア」を随時開催してまいります。
本企画第一弾として2005年4月23日(土)に神戸で、個人投資家の皆様を対象に
した企業説明会「企業IRフェア(松井証券・KCR総研共催、NPO法人日本ライフ
プラン協会協賛)」を開催します。
ブランド価値の再生によるライフスタイル産業の創造を目指す21LADY株式会社
(3346・セントレックス)取締役
社長室長 吉川 正英 氏と急拡大する高齢者介
護サービス業界の注目企業日本ロングライフ株式会社(4355・ヘラクレス)代表
取締役社長 遠藤 正一
氏、100円均一ショップ及びディスカウントショップを
運営する株式会社ワッツ(2735・JASDAQ)代表取締役社長 平岡 史生 氏が成長
戦略についてプレゼンテーションを行います。
また、株式講演会として、ご好評頂いている株式会社KCR総研代表で証券アナ
リストの金田
洋次郎 氏が今月のIPO企業と注目する新興企業についてお話し
します。
ご参加いただいた皆様には、KCR総研の最新新興企業アナリストレポート
(3,000円相当)をもれなく差し上げます。
企業の生の声を直に聞く絶好の機会です。
皆様お誘いあわせの上、是非ご参加ください。
なお、会場の都合上、定員になり次第、募集を締め切らせていただきますので、
お早めにお申込ください。
【神戸会場】
日時
2005年4月23日(土)14:00〜17:00
会場 神戸国際会館 9階 大会場
〒651-0087 神戸市中央区御幸通8丁目1番6号
JR三ノ宮駅より徒歩3分
阪急三宮駅より徒歩3分
阪神三宮駅より徒歩3分
神戸市営地下鉄山手線三宮駅より徒歩3分
神戸市営地下鉄湾岸線三宮・花時計前駅と直結
会場へのご案内
http://www.kih.co.jp/map/index.html
※定員は100名となります。
※参加料は無料です。
詳細
および お申込は、こちらをご覧ください。
http://www.kcr-inc.com/seminar/050423.htm
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KCRビジネスジャーナルは、毎月1回の発行を予定しております。
本メールマガジンは、株式会社KCR総研と交流させていただいている下記の方
々および当社ウェブサイトにてメールマガジンの配信登録をされた皆様、当社
主催のセミナーにお申込いただいた皆様にお送りしております。
■株式公開(IPO)企業のトップ、経営幹部
■ベンチャー企業のトップ、経営幹部
■ベンチャーキャピタリスト
■銀行・証券会社・監査法人等IPO関係者
■弁護士・会計士・診断士等専門家
■大学・官公庁等新規事業関係者
■マスコミ等PR関係者
■個人投資家・エンジェル
■内外証券アナリスト
■特定非営利活動法人日本ライフプラン協会正会員・専門委員
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http://www.kcr-inc.com/magazine/kaijo01.htm
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KCRビジネスジャーナルの各レポートは、投資の参考となる情報提供を目的と
したもので、投資勧誘を意図するものではありません。このレポートに用いら
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うお願い申し上げます。記載された意見や予測等は作成時点のものであり、正
確性、完全性を保証するものではなく、今後予告なく変更されることがありま
す。内容に関する一切の権利はKCR総研にあります。事前の了承なく複製また
は転送等を行わないようお願いします。
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編集・発行
株式会社KCR総研 主任研究員 藤田 英輔
URL
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〒543-0041 大阪市中央区北浜2-3-10大阪松田ビル3F
TEL 06-6233-4030 FAX
06-6233-4770
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